プラごみを食べちゃった海の生物を新聞アートで表現する人

不思議な魚のテラさん おすすめ 観光 スポット
小暮奈津子さんが新聞紙で製作した作品を鵜原海岸で撮影
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2023年5月8日~5月14日まで東京青山のPinpoint Gallrryで行われた「プラごみを食べちゃった海の生き物たち」という、造形作家の木暮奈津子さんの個展にお邪魔して来ました。

木暮さんはこのようにおっしゃっています。

長年、海の生き物を新聞紙で作ってきて、その海がプラごみで大変な事になっていると知ったのが2021年の頃でした。知るのは遅かったです。船橋の三番瀬でプラごみを拾い、新聞紙のオブジェと組み合わせて作品を作り始めました、作品を千葉の海で撮影した写真もたくさん展示します。環境問題は考えても私には答えは見つかりません。

今回のプラごみで作品を作るきっかけは、2021年頃に環境問題を扱う会社と仕事をした事が始まりで、船橋の三番瀬海浜公園でごみを拾っていると、このごみはどこから来て、もともとは何だったんだろうと考えた事からだそうです。

千葉県船橋市在住の木暮さんは、勝浦市鵜原(うばら)海岸で撮影される事が多く、外房のきれいな海と東京湾の三番瀬ではごみの量も違うでしょうし、本当に深刻な問題だと思います。

海が汚れているという事が、1人でも多くの方に伝わればと思いました。

作品の作り方

1.新聞紙を丸めて形を作ります。

2.色を塗り、新聞紙のオブジェとして一旦完成させます。

3.海辺でプラスチックのごみを拾って来てよく洗います。

4.そのプラごみを新聞紙のオブジェにくっつけたものが今回の作品となります。

プラゴミを食べる魚
プラゴミを食べる魚

身体に貼りついたり、食べちゃってるのが今回のテーマとなるプラスチックごみで、こういうのがたくさん落ちているのだそうです。

このプラごみが貼りつけられた作品は、3年がかりでこの個展のために制作されたとの事です。

勝浦市鵜原海岸

鵜原駅
鵜原駅

JR外房線鵜原駅。勝浦駅の1つ先の駅です。

鵜原海岸は鵜原駅から徒歩5分ほどで行けます。

遠浅で透明度が高く、夏は多くの海水浴客で賑わいます。

徒歩圏には鵜原理想郷や勝浦海中公園などがあります。

木暮奈津子さんの作品

アジのストラン家
アジのストラン家

アジのストラン家

アンコウのトッチー
アンコウのトッチー

アンコウのトッチー

メジカのビータ
メジカのビータ

メジカのビータ

シンカイギョのボー
シンカイギョのボー

シンカイギョのボー

アマダイのモガガ
アマダイのモガガ

アマダイのモガガ

オウムガイのララ
オウムガイのララ

オウムガイのララ

ウニのシャンセ
ウニのシャンセ

ウニのシャンセ

タコのユニタン
タコのユニタン

タコのユニタン

不思議な魚のテラさん
小暮奈津子さんが新聞紙で製作した作品を鵜原海岸で撮影

不思議な魚のテラさん

ウミウシのズー
ウミウシのズー

ウミウシのズー

イカのピピスとタコのピナー
イカのピピスとタコのピナー

以下のピピスとピナー


どの作品も愛嬌があって見ていると顔がにやにやしちゃいます。

勝浦商店の小暮奈津子さんのコーナー
勝浦商店の小暮奈津子さんのコーナー

勝浦観光協会アンテナショップ「かつうら商店」には木暮さんのコーナーがあって、著書も置かれています。

★かつうら商店のホームページ
https://www.katsuura-kankou.net/katsuurashop/

★2018年に勝浦市カツオまつり 海のアート展で勝浦芸術文化交流センターKüsteに展示された時の様子です。
https://www.kame77.com/2017

★木暮奈津子さんのホームページ
https://www.kame77.com/

★作品の通販もあります
https://www.creema.jp/c/okameinko666/item/onsale

まとめ

私はかなり前からSNSで発信する木暮さんを知っていて、ウチの民宿を利用していただいた事もありました。

私はすぐ下の海に潜りに行く事があるのですが、隠れている海の生物と遭遇した時に「アッ」とお互い止まってしまう瞬間があるのです。

そのあと慌てて逃げて行くのですが、その姿が面白くて微笑ましくて(笑)

私はそんな雰囲気が表れている木暮さんの作品のファンで注目しています。

多くの展覧会やワークショップで活動されていますので、機会がありましたら参加してみて下さい。

これからも頑張って欲しいです。

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