箱根神社本殿の隣には九頭龍神社があって、強力なパワースポットとして有名です。
九頭龍神社の龍神水で口をすすれば一切の不浄を洗い清め、家の神棚に供えれば家内清浄縁起の養生となるという事でお水取りをされる方も多いようです。
最近知ったのですが、箱根神社境内にある九頭龍神社は「新宮」で、別の場所に「本宮」という社があって本宮が九頭龍誕生の聖地で、新宮はお参りがしやすいように建てられた「里宮」という位置付けとなるのだそうです。
そして、毎月15日の月次祭には多くの参拝者が本宮を訪れるのだそうです。
しかし、この箱根九頭龍神社本宮へは車で行く事が出来ません。
徒歩・モーターボート・レンタサイクルという3つの方法で行く事になりますが、特にレンタサイクルについては案内が無く、売店の方に教えてもらい利用する事が出来ました。
知らなくて片道30分を歩いている方が多かったようですので、アクセス方法や料金などを参考にしていただけたらと思います。
まずは箱根園へ
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
0460-83-1151
箱根園は駒ヶ岳ロープウェイや水族館等が集まるレジャー施設で、位置的には箱根関所等があるエリアから芦ノ湖沿いの奥の方にあります。
箱根神社からも2.5㎞ほどありますので、歩くと30分以上かかってしまいます。
箱根園へはバスと遊覧船で行けます。
そして、車の場合は駐車料金が1000円です。
九頭龍神社本宮と白龍神社は「箱根九頭龍の森セラピーロード」という遊歩道を片道30分ほど歩いた所にあります。
歩くのが嫌な人はモーターボートで送迎してもらえますが、1人2000円かかってしまいますので歩いている方が多かったです。
私は他にも行きたい場所があって急いでいたので「次の機会にするか」とボート乗り場の方と話していたら、「レンタサイクルなら10分弱で行けますよ」とお店の方が教えてくれました。

教えてもらったのはいいのですがなかなか受け付けが見つからず、あちこちで聞きながらたどり着いたのがここで、バスターミナルのすぐ側の大きな売店があり、その2階レジが受付になっていました。
「店先に自転車があればレンタル出来る」という事でした。
その時には4台あったので1時間500円で借りて行ってみる事にしました。

箱根九頭龍の森セラピーロードはけっこうアップダウンがありましたが、電動アシスト付き自転車なのでスイスイ進んで行きます。
10人ほど歩いている方を追い越しましたが、「えー自転車借りれたのー?」という声を何度も聞きました。
8分で到着しました。
自転車置き場の先は「九頭龍の森」となっていて、入園料が600円かかりました。
九頭龍神社

九頭龍の森を5分ほど歩いくと、湖から続く階段を上がった所に水の神様である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が祀られる弁財天社があり、一段高い所に九頭龍神社本宮があります。
とても神秘的な雰囲気です。

そして、湖の方を見ると水上に鳥居があります。
九頭龍神社の由緒
関東総鎮守として箱根山に鎮座する箱根大神の力を心身に受けた万巻聖人が、荒れ狂う毒龍を調伏させ芦ノ湖の守護神「九頭龍大神」として蘇らせた事が始まりです。
箱根大神が鎮座する箱根の山の生命の源となる芦ノ湖の水の力を合わせる事で強力なパワースポットとなっています。
その両方をお参りできる箱根神社が強力なパワースポットなのですが、それぞれの聖地は別の場所にひっそりと存在しているのでありました。
モーターボートの船着き場

弁財天社の周りで写真を撮っていると女性4人グループとカップルがやって来ました。
携帯で連絡するとモーターボートが迎えに来てくれるのだそうです。
モーターボートの船着き場は弁財天社の裏にあって2000円には入園料600円が含まれていると知りました。
自転車だと500円+600円=1100円ですので、2000円で水上鳥居のある湖から上陸するのも気持ち的に盛り上がったのかな?とも思いました。
白龍神社

最近人気上昇中でテレビの旅番組などでもよく見る白い鳥居の白龍神社は入場口の近くにあります。
白龍神社は独特のお参りの仕方があって、「白龍大明神 白龍ひも」という大小2つの絵馬を受付で購入し願い事を書いたらご神木の榊の木の周りを3回廻り大きい方の絵馬を奉納します。
小さい方は持ち帰り、家の門や柱、勉強机や仕事机、ダイニングテーブルの脚等に結んでおくと家庭運が上がると言われています。
まとめ
里宮である箱根神社にはその起源となった聖地が存在し、その1つが九頭龍神社本宮です。
箱根神社と合わせて「両社参り」をする事で、より大きなご加護があるとされています。
さらに箱根神社元宮を加えた「三社参り」は最強です。
箱根神社元宮へも行って来ましたので参考にして下さい↓

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