夕暮れの外宮と早朝の内宮を宿主がガイド!本気の伊勢参りならこの宿

早朝の内宮の鳥居 おすすめ 宿
早朝の伊勢神宮を案内してくれる宿
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2024年3月、愛子様が伊勢神宮に御参拝された時、土砂降りの雨が止んで虹が出たそうです。

日本の神々の子孫である皇室の方が訪れると何かが起こると話題になりました。

いつかは行ってみたい伊勢参りですが、せっかく行くのですから観光としてだけではなく、日本の神社最高峰である伊勢神宮のパワーを最大限に感じたいですよね。

伊勢神宮近くには、1泊2日する間に伊勢神宮の外宮と内宮をしっかり案内してくれるツアーが含まれた宿があります。

「参宮の宿 宿屋五十鈴」

いつかは泊まってみたいと思っていましたが、今回1泊お世話になる事が出来ました。

ただお参りするだけに比べ100倍満足できるプランでしたので、1泊2日の様子を紹介します。

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伊勢神宮とは

伊勢神宮とは、皇室の先祖の神である天照大御神(アマテラスオオミカミ)をまつる日本最高の聖地です。

家庭の神棚には右に地元の氏神様のお札、左に崇敬する神社のお札、そして真ん中には年末に伊勢神宮から送られる、アマテラスオオミカミの神宮大麻というお札をまつります。

全国には八百万(やおよろず)の神がいますが、その絶対的な頂点がアマテラスオオミカミなのです。

伊勢神宮は内宮と外宮という2つの神社がらあってそれぞれ神様が違います。内宮は天照大御神(アマテラスオオミカミ)、外宮は豊受大御神(トヨウケノオオミカミ)

その他に別宮・摂社・末社・所管社125の宮社を総称して「伊勢神宮」と言います。

お伊勢参りは外宮→内宮の順で参拝するのがいいと言われ、片方だけだと「片参り」といってよくないとされているそうです。

始まりは外宮での現地集合から

チェックイン前の午後4:00 伊勢神宮外宮のせんぐう館に各自集合します

8名定員の宿ですので少人数でじっくりと巡って行きます。

まずはワイヤレスのイヤホンが配られます。

これはいいですね。

ガイドさんが前を歩いていても、耳元でマンツーマンでささやくように説明してくれいるように快適です。

そのぶん情報量が多いです。

火除橋
火除橋

なぜ外宮の神様はトヨウケノオオカミなのかというと、アマテラスオオミカミのお食事を司る衣食住の神様だからです。

毎日の朝晩、外宮のある建物に食事が用意され、アマテラスオオミカミが内宮から食べに来るのだそうです。

そんな話を聞きながら進みます。

伊勢神宮では1年365日に1500ものお祭りを神職が行っているのだとか。

インスタグラムで1部の様子が紹介されていますが、報道向けの宣伝やアピールではなく、そのような事が執り行われているなんて、神様は本当にいるのだと確信しました。

神様は宇宙にいて、神様とテレパシーで繋がれるのが神社という都市伝説をテレビで見ましたが、本当にそうなのかもしれませんね。

外宮の正宮
外宮の正宮

一番奥の正宮はすごい存在感。神様のいる本殿までは4重に囲われていて、最深部まで行けるのは天皇陛下だけ。

日本は元々農耕民族で五穀豊穣を祈っていました。外宮の神様はそういう事をお願いするといいようです。

外宮正宮 横
外宮正宮 横

正殿の横にある更地は20年に一度、正宮が立て替えられる場所です。

前回の式年遷宮から今年で10年です。10年後の式年遷宮は必ずまた来ます。

多賀宮
多賀宮

多賀宮はトヨウケノオオカミの荒魂(アラミタマ)がまつられています。

正宮のトヨウケノオオカミは和魂(ニギミタマ)と言って、神様の穏やかな状態。

そして荒魂は積極的で活動的な状態。

強い気持ちで祈願するには荒魂に具体的にお願いするのがいいという事です。

ここで終了、解散です。

1時間強たっぷり説明してもらって、たくさんお参りしました

その後は各自散策するなり、食事をするなりして宿へチェックインします。

宿泊施設は

宿や五十鈴 外観
宿屋五十鈴 外観

少し離れていますが無料の駐車場があって、内宮からおはらい町通りの最後の辺りの路地を入るとありました。

散策するには最高の立地です。 

ただ、コロナで夜はほとんどお店が閉まってしまうので、これからに期待ですね。

一時は人出が90%減なんて事もあった

玄関を入るとガイドをしてくれた宿主が戻っていました。

宿屋五十鈴 部屋
宿屋五十鈴の部屋

部屋は寝るだけですね。テレビもなく、風呂もトイレも共同。

でも、この宿は楽天トラベルのお客様評価が4.8以上なんです。

私も民宿時代は4.8を目指していましたので、そのすごさはわかります。めんどくさい客が3点とかつけるとすぐに陥落。

4.8という評価は、ほとんどの人が「大満足」して帰るという事なのです。

その要因はやはり人間力ですね。

順番で風呂に入って寝ようと思ったら隣の話し声が筒抜け。

でもそれも怖がりな私にとってリラックスできる要因だったようです。

よく眠れました。

早朝の内宮ガイド

早朝のおかげ横丁
早朝のおかげ横丁

朝は6:00に内宮入り口の宇治橋に各自集合。強制じゃないので来なくても、寒くて途中で戻っても全然OKというスタンスです。

「でも早く行ってお参りして来ちゃっててもいいんですよ」という言葉が気になって5:00に宿を出発。

真っ暗なおはらい町通りを10分ほと歩きます。

赤福
赤福

こんなに早朝から赤福だけやってました。

夜明け前の内宮鳥居
夜明け前の内宮鳥居

月に照らされる鳥居です。

幻想的ですよね。

何人か入って行ったので、真っ暗ですが私も行ってみることにしました。

夜明け前の内宮正宮
夜明け前の内宮正宮

所々灯篭のあかりが灯っていますが、ほとんど真っ暗な中を歩きます。

暗い森の中なのに不思議と怖くなく、導かれているような感覚です。

正宮の階段下まで来ました。

まだ扉が開いていない状態ですが、灯りが灯されています。

大きな力に包まれるようなこの感覚は、今まで経験した事がないです。

ツアーの集合時間が近くなりましたので、宇治橋の集合場所へ戻る事にしました。

宇治橋
宇治橋

帰り道になったら急に明るくなって宇治橋を渡ってツアー開始です。

五十鈴川
五十鈴川

五十鈴川で手を清めます。

早朝の五十鈴川は清々しく、神々しく、まさに禊の場所です。

ぜひ体験して欲しいです。

朝の部は1時間半という事でじっくりとたくさんの説明をしてくれ、天岩戸伝説や天孫降臨の話や他の神社との関連性など、情報不足でモヤモヤしていた事がかなり解消されました。

伊勢神宮の中心部に行く道中の五十鈴川の水や榊の林にいるだけで浄化されていきます。

内宮正宮
内宮正宮

内宮が開かれていました。

内宮の正宮はここから先の撮影はできませんが、壁に付けられた榊の数や大きさなど、神々しさが別格ですね。

これもここまでくる道中での説明があったからに間違いありません。

とても整った気持ちでお参りできました。

内宮荒魂
内宮荒魂

正宮の裏にはアマテラスオオミカミの荒魂をまつる荒祭宮(あらまつりのみや)があります。

ここで私は心願成就をお願いしてきました。

荒祭宮のお札はお守り授与所で手に入ります。

自宅の神棚に入れてお願いすれば家が神聖な空間になりそうですね。

おかげ横丁8時
おかげ横丁8時

神楽殿の前で解散してチェックアウトまでそれぞれ過ごします。

そのまま鍵を渡してバスに乗った人もいました。

2時間近く案内してもらいましたが、あっという間でとても充実した時間でした。

じゅうぶんお参りしたのでおはらい町通りを歩いて宿に戻ると、宿主不在でフロントの箱に鍵を入れてチェックアウト完了との事。

「お見送りできなくてすみません」の文字を見て「がんばれー」って言いたくなりました。

4人の子育てと、昼間はトゥクトゥクなどの貸し出し、そして朝夕のガイドと忙しい1日ですね。

玄関は各自が暗証番号で出入りしたりとか、いろんな事が凝縮されてできた宿のスケジュールなんだなって思います。

宿の場所

参宮の宿 宿屋五十鈴


三重県伊勢市宇治浦田1-4-10
0596-65-6455

まとめ

伊勢神宮は3度目ですが、今まではご利益があるからお参りするという漠然としたものでした。

一人旅でガイド付きという事も難しいですし、簡単な説明なら知っている事も多いので。

しかし今回の宿は何度もお参りに来ている人にぜひおすすめしたい宿です。

千葉から車で8時間かけて来た甲斐がありました。

人気の宿ではありますが、機会がありましたらぜひ利用してみて下さい。

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