海水から塩を作った時にできた天然のにがりと、国産の良い大豆を使って豆腐を自作してみました。
調べると色々な作り方が紹介されていますので、作り方はだいたいで大丈夫なのかと思いましたが、簡単な中にも「ここをちゃんとやらないとイマイチなできになる」という点がいくつかありました。
要するにイマイチな豆腐ができてしまったのですが、おそらく次回は完璧な豆腐ができると思います。
豆腐のできるまでの工程を見ながら説明していきます。
大豆を煮る
まず大豆は国産大豆を250g買って来ました。
これで豆腐が2丁できるという事なんですが、この時点で原価が1丁300円以上になってしまいました。
何でも「高っけ―」っていう人いますが、いい材料を使うとそれなりの値段になっちゃうんですね。
こういうのも手作りしてみてわかる事ですね。
大豆は1ℓほどの水に1晩浸けておきます。
水を吸って大きく柔らかくなった大豆をフードプロセッサーで細かくします。
この時に大豆を一気に入れず少しずつ入れないと細かくなりませんので、浸けておいた水を注ぎながら何回かに分けてクリーム状になるまで回します。
私は給水時間とフードプロセッサーの時間が足りなかったのだと思います。
できた豆腐が少なくて、おからが多かったような…
浸けた時の水も一緒に火にかけます。
この時点ではまだ豆腐の香りではなく青っぽい香味です。
底が焦げないようにへらで底の方を混ぜながら中火で8分ほど加熱すると煮立ってきますので、弱火にしてさらに10分ほど煮ます。
泡がたちますのでおたまですくいました。
豆腐の香りがしてきました。
液体も豆乳の色になっているので火を止めました。
豆乳をしぼります
手ぬぐいで作った袋でしぼった物が豆乳で、残ったかすがおからです。
これを絞るのが熱くて熱くて(汗)
どうしても手でぎゅってやらないとしぼり切れないので大変でした。
でも非常に甘い豆乳ができました。
この甘みは国産大豆ならではですね。
きれいなおからですが、もっと細かくしてもっと煮込めばもっとたくさん豆乳ができたような気がします。
国産大豆というのも要因かもしれません。
にがりで固めます
豆乳を再度加熱して75~80度になった時点で火を止めてにがりをそっと流し込み、軽く2周くらい混ぜます。
これで固まるはずなのですが、すぐに固まらないので30分ほど様子を見たら茶碗蒸しくらいの固さになっていました。
にがりは写真のスプーン1杯と、不安だったのでもうちょっと。
★海水から塩を作った時の記事です
▼外房の海水4ℓを使った天然塩とにがりの作り方と出来た量▼
https://siroyakiblog.com/seasalt/
ザルに移します
ザルにキッチンペーパーを敷いて豆腐を移します。
水っぽい感じがしますが、翌日にはしっかりした木綿豆腐になっていました。
食べるのにはこの状態が甘くておいしかったです。
寄せ豆腐ですね。
この上に皿を乗せて圧をかけて水切りをしました。
ちゃんと固まるか不安でしたがしっかりした豆腐ができました。
まとめ
豆腐屋さんの知人と食事をしていたら「大豆を水に浸ける時間だから帰る」と言って帰ってしまった事がありました。
天気によって吸水時間が変わるから適当じゃだめなんだそうです。
しかし、作ってみると一応できました。
1度目より2度目と、何度かやっているうちに納得の物が作れると思います。
私も次回はもっと美味しい豆腐が作れるよう頑張ります。
コメント