千葉県いすみ市山田地区を流れる山田川周辺には源氏ぼたるが生息するという事で、市がこの地域を「源氏ぼたるの里」と指定し大切に保護しています。
野生のほたるが飛び交う姿は幻想的で思い出に残る光景です。
山田源氏ぼたるの里の見ごろや駐車場、おすすめの観賞ルート等を紹介します。
山田源氏ぼたるの里について
源氏ぼたるは6月に交尾し7月に産卵・ふ化し9か月間水の中でカワニナという貝を食べて生活します。
冬を越した幼虫は4~5月の雨の夜に上陸し土に潜ります。
そして、2~3週間で成虫になり繁殖行動をして、水だけ摂取して約10日ほどで死んでしまいます。
ほたるが光るのはオスがメスにアピールするためで、1匹が光ると負けじと他のオスも光を放って飛び立ちます。
ほたるが飛び交うのは7時半頃~9時頃まです。
無料駐車場
千葉県いすみ市山田4411
山田第五区民センターを目指して行くと、山田五区交差点の向かいに無料駐車場があります。
ここが基本の駐車場で、いつでも停める事が出来ます。
駐車場近くでも見られる場所がありますが、高い所から見る事になりますし、人がたくさんいると見ずらいので、田んぼのある方がおすすめです。
無料駐車場からのルート
おすすめの鑑賞スポットは赤く囲んだエリアの中を流れる水路です。
茂原方面への道路を少し歩くと赤い水門と山田四区民センターが見えますので、右に入って行きます。
このように水路があって、暗くなると蛍が舞います。
薄暗い時間には光らず不安になるかと思いますが、完全に暗くなった頃、光が徐々に増えて来ていつの間にか幻想的な光景になっています。
条件が整わないと何も起こらないという事もあるようです。
ライスセンターからのルート
千葉県いすみ市山田3504-1
5月下旬~6月上旬の「源氏ぼたる鑑賞の夕べ」の期間中は、JAの施設に車を停められるようになります。
2024年は5月25日~6月2日です。
ここに車を停めると地図の反対側からのルートになります。
ライスセンターのすぐ向かいにある斎藤商店というお店だった建物の先を入ると、広い田んぼの風景が広がり、ほたるが舞う水路が通っています。
暗くなると何も見えなくなりますので、ヘビなどにも気を付けて下さいね。
草むらには入らないように。
また、田んぼにゴミとか捨てませんように。
大きな声を出したりしませんように。
ほたるを捕まえないで下さい。
鑑賞エリアは通行止めですので、車のライトを光らせて入って来たりしませんように。
ここは観光施設でなはく普通の農家の方々の生活の場であり仕事場です。
朝になって荒らされているような事があると、翌年から閉鎖されてしまうかもしれません。
マナーを守って楽しみましょう。
また、近年イノシシなどによる農作物への被害が深刻で、獣除けに電流が流れている所がたくさんあります。
特にお子様が触らないように気を付けて下さい。
まとめ
ほたるは自然環境の良いきれいな清流を好みますので、地元と市が一体となって河川の浄化に取り組んでいます。
その方々の努力により、たくさんのほたるが保護されています。
たくさんの方々に見ていただきたいのですが、そういった環境を汚すような事はせず、楽しんでいただけたらと思います。
他にも情報がありましたら、随時追加していきます。
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