今年は岩井姉妹が大活躍をして話題になっている女子プロゴルフですが、実は手軽に試合会場で観戦する事ができるのです。
3,000円ほどで1日中プロのプレーを目の前で見る事ができる大会もあります。
また、ゴルフはやらないけどゴルフ場を見てみたいという方にも、コースの中を歩けますのでおすすめです。
この記事では、チケットの入手方法から行き方、会場での見どころやマナーなどを紹介します。
チケットの入手方法
まずは開催日程をチェックします。
★2024 JLPGAツアースケジュール▼
https://www.lpga.or.jp/tournament/jlpgatour/2024
私は千葉県在住なので千葉開催の大会をチェックして日程が合えば観戦しています。
・パナソニックオープンレディス
(浜野ゴルフクラブ)
・ニチレイレディス
(袖ケ浦カンツリークラブ)
・アース・モンダミンカップ
(カメリアヒルズカントリークラブ)
・富士通レディース
(東急セブンハンドレッドクラブ)
・伊藤園レディス
(グレートアイランド倶楽部)
千葉だけでもこれだけあって、11月の伊藤園レディスの頃になると賞金女王やシード権争いが激しくなって応援にも力が入ります。
ツアースケジュールの一覧から大会ページのリンクをクリックすると、アクセス情報やチケット情報を見る事ができます。
大会は木~日の4日間開催と金~日の3日間開催があって、4日間は木金が予選で土日が決勝、3日間は金土が予選で日が決勝となります。
予選はたくさんの選手が分散して組み合わされていて、50位前後を目安に線引きされます。
決勝進出した選手は前日までのスコアが低い順にスタートして、前日のスコアが良かった3人が最終組でスタートします。
なので応援している選手がいても、予選落ちしてしまうと日曜日はいなかったりします。
当日にスコアを落とすケースもありますが、最後の方でプレーしている選手が優勝争いをする事が多いので、ギャラリーもたくさんいます。
私は、空いててたくさんの選手を見る事ができる初日が好きです。
チケットはだいたい3,000円位で日曜が1,000円高いとかいう感じですが、アース・モンダミンカップは10,000円越えでした。
コース内にスタバとかVIP席ができてたりとか、各所に高級感がある大会でした。
私は公開練習日が安かったので、選手の練習ラウンドを見学して来ました。
普通は関係者しか入れないし、大会中はギャラリーが使うエリアで選手が食事をしていたり、なかなか良い体験でした。
最近はチケットをネットで購入するとQRコードが表示されて、それを会場入り口で見せて入場するという方法がほとんどです。
「チケットを提示」を押すとQRコードが表示されますので、スクリーンショットで画像保存しておくと簡単に見せる事ができます。
他の人の分のチケットをまとめて買った場合には「分配」という所を押して、ラインやメールでその人にチケットを渡さなければなりません。
受付で見せればやってくれると思いますが、みんな早く入りたいのでスムーズに入れるように準備しておいた方が良いと思います。
イベントやコンサートなどもほとんどそうなって来ていますね。
頑張って1回できれば、ダウンロードするアプリが違うだけでほとんど同じですので、ゆっくりとやってみて下さい。
チケットがあれば当日の朝でも購入できます。
アクセスは
ゴルフ場の駐車場は選手が使うので、車の場合はギャラリー駐車場からシャトルバスで移動となります。
アース・モンダミンカップは今年から木更津イオンモール近くでした。
大会のホームページに場所が出ていて、満車になると次へ誘導するといった感じで、そこからバスに乗って会場へ行きます。
電車の場合は、どこかの駅にバス乗り場が朝7:00頃設置されます。
駅から1時間近く走る場合もありますので、位置関係は見ておいた方がいいかもしれません。
帰りのバス乗り場は一応確認しておくことをお勧めします。
観戦
入場すると当日の組み合わせ表をもらえます(伊藤園レディスの時の物)
初日なので選手全員が分散されています。
裏にはコースマップがあって、トイレや食事ができる場所などが確認できます(グレートアイランド倶楽部の時の物)
私はいくつかのホールが交差する場所を行ったり来たりして、追いかけてる選手が行って戻ってくるまでに他の選手を見たりする事が多いです。
観戦はコース内でも可能です。
ロープの外を歩いて選手と一緒に進んだり、ボールが落ちて来る地点で次々来る選手を見たり、選手がいない時だけ横断できる場所もあります。
ゴルフ場は傾斜もあり斜面で滑ったりしますので、できればゴルフシューズがおすすめです。
プロの大会ではゴルフ場自体が難しく設定されています。
この芝の長さ。
フェアウェイを外してとこんなに長いラフに入ったら私は打てません。
グリーンの旗の位置もグリーンの端っこの信じられない場所に立ってたりします。
旗の位置は毎日変わってだんだん難しい場所になるので、一流選手は練習ラウンドでは最終日を想定した場所でパット練習をしているようでした。
グリーンに乗っただけではバーディはとれませんからね。
私のようなアベレージゴルファーには、プロのバーディシーンは目の保養というよりイメージトレーニングとして最高です。
観戦のマナー
景色も良く最高ですが、マナーが悪い人を時々見ます。
選手は1打何十万、何百万という勝負をしていますので、例えそれが原因でなかったとしても、ミスが出た時にはギャラリーの冷たい目線が自分に集中しますので気を付けましょう。
ゴルフをやっている人は知っている事ですが「構えたら喋らない、音をたてない、動かない」
遠くにいてもダルマさんが転んだ状態で停止しましょう。
ギリギリまで会話しているおじさん達。
他のギャラリーがイライラしていますよ。
キャディーさんに怒られるまでになりませんように。
良いショットが出たら「ナイスショット」とか「ナイスバーディ」とか拍手は選手は喜ぶと思います。
サインはもらえる?
最終ホールの観覧席です。
プレーが終わると選手はクラブハウス近くへスコアを提出しに行きます。
その後は他の選手と歓談したりしていますが、立ち入り禁止エリアにいます。
頃合いを見て柵の所まで来てサインをしてくれる場合がありますが、そのまま引き上げてしまう場合もあります。
私は苦手なのですが、やはり選手にも「あなたのサインが欲しい」という事が伝わらなければならないと思います。
選手だって自分のファンじゃない人の所に行って違ったら気まずいでしょうし。
目が合った時に「サイン下さい」というジェスチャーをすると、話が終わったら来てくれる場合があります。
最近はサインを売る人が問題になってますので、以前よりは難しくなってきているように感じます。
スタート前に「サイン下さい」は絶対ダメです。
試合ですから。
パット練習場から出てティーグラウンドへ向かう途中で何度か見た事がありますが、大ひんしゅくです(汗)
練習場に向かう道中もよっぽどタイミングが良くないと嫌がられますのでやめた方がいいです。
写真もダメです。
誰もいない所で風景を撮るくらいにしておきましょう。
まとめ
女子プロゴルフは飛距離も男性のアマチュアと同じ位ですので、プレーのイメージがつきやすく、その中でターゲットを精密に狙っていく光景に感動します。
また使用するクラブも最新の物が多く、打球音などたくさんの事が楽しめます。
ゴルフは高級なイメージがあるかもしれませんが、意外と安く観戦する事ができますので、ぜひお近くで開催される大会がありましたら観戦してみて下さい。
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