小江戸香取市佐原の昔ながらの街並みと舟めぐりを堪能して来た

佐原の舟めぐり 千葉 人気 スポット
佐原の舟めぐり
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千葉県北部の佐原は小江戸と言われ、江戸時代に大変賑わいました。

現在も当時の街並みが残され、観光地としても有名です。

私は香取神宮には年に1度参拝に行きますが、佐原の街並みはまだ見ていませんでした。

1度ゆっくり見てみたいと思い、宿を取って散策してみる事にしました。

とても堪能できましたので、位置関係・駐車場・名物など、楽しみ方をお伝えしたいと思います。

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なぜ佐原が小江戸と言われるのか

「お江戸見たけりゃ佐原へござれ、佐原本町江戸優り」と歌に歌われるほど賑わった佐原の街ですが、なぜそんなに栄えたのか?土地の人に聞いて来ました。

江戸時代は利根川を上り江戸川を下って江戸に繋がる水運が盛んでした。

佐原は米・酒・醤油・味噌などを造る事業が盛んで、それらを江戸に運んだ帰りに江戸の流行りの物を仕入れて来るという事で、流行をいち早く取り入れる街として人気でした。

まさに江戸に負けないほどの街だったので小江戸とか江戸優りと言われたのだそうです。

近くには下総國一之宮の香取神宮がありますが、お伊勢参りに行った後に「東国三社参り」と言って香取神宮・鹿島神宮・息栖神社の3つにお参りすると最強のご利益があると江戸時代から人気のコースで、さらに佐原大祭りが盛大に行われていたので、それはそれは賑わった事でしょう。

小野川沿いには多くの商家や蔵が建ち並び、当時の江戸の風情が感じられます。

現在も営業しているお店もありますが、やってなくてもそのお店はどんな人がやっていたのかなど、説明が書いてあったりします。

まさに街ごと歴史ミュージアムといった感じですね。

佐原の街の位置関係と駐車場

佐原の地図
佐原の街並みマップ

マップの左上にJR成田線の佐原駅、右に東関東自動車道の佐原インターと香取神宮、上を流れるのが利根川です。

利根川から流れる小野川沿いが佐原の街並みです。

有名な佐原の大祭りは2回あって、この川を挟んで右側が八坂神社の夏祭りで、左側が諏訪神社の秋祭りです。

駐車場は赤い〇印で、黄色い〇印の東薫酒造の向かいの道を入った所にあります。

料金は500円で舟めぐりの割引券がもらえ、駐車場は伊能忠敬記念館の裏にあるので、表に出れば青い〇印の舟めぐりの乗り場が目の前です。

街並みの雰囲気

佐原の街並み
佐原の街並み

夕方の少し暗くなって来た頃の街並みです。

雰囲気ありますよね。

夜の佐原の街並み
夜の佐原の街並み

夜になるとさらに良い雰囲気。

川沿いや路地の奥には、地元の人が訪れる隠れ家的な居酒屋などがあります。

この日は小野川の北の方、線路の手前にある「ホステルコエド」に宿泊しました。

その時の様子を記事にしました↓

ホステルコエド

お休み処
お休み処

川沿いだけでなく、ちょっと入った所にお休み処があったり楽しいです。

江戸の風景に柳と川は最高ですね。

佐原の舟めぐり

舟めぐり乗り場
舟めぐり乗り場

せっかく来たのですから舟めぐりは乗りたいですよね。

色んなタイプの舟があるのですが、たまたま屋根付きコタツ付きの舟でした。

舟めぐりは小野川を北に向かい、線路を越えて利根川の手前で戻って来るという30分のコースです。

コタツ付きの舟
コタツ付きの舟

コタツは豆炭の掘りごたつで快適です。

和気あいあいとした雰囲気で出発します。

舟から見る街並み
舟から見る街並み

屋根付きの舟は基本的に雨の日用なんだそうですが、今日は特別に使われているのだとか。

船頭さんの緩い説明が何気に興味深く、ためになったりしています。

川から見る風景もいいもんですね。

舟の屋根が下がる
舟の屋根が下がる

そして、低い橋が近づくとウイーンと屋根が低くなります。

まあ、屋根が無い方が景色はいいのかもしれませんが、これはこれで楽しかったです。

うなぎ屋
うなぎ屋

食欲をそそられる香りがすると思ったらうなぎ屋さんでした。

周辺には何軒かあるので、やはりお昼はうなぎがおすすめですね。

ナガバコウホネ
ナガバコウホネ

小野川にはナガバコウホネという千葉県ではここだけしか生息していない千葉県指定最重要保護植物が見られます。

舟めぐり乗り場の場所

千葉県香取市佐原イ1730-3
0478-55-9380
10:00~
終了時間は季節により変動
大人1300円・小学生700円
http://www.kimera-sawara.co.jp/business/boat.html

おすすめのお土産

51号線
51号線

小野川と交差する51号線沿いにも昔の街並みが残っていて、当時から伝わるお店でお買い物ができますので、私のおすすめを紹介します。

油茂
油茂

油茂(あぶも)製油の最高級ごま油と最高級ごま油で造ったラー油。

戦国時代に千葉国分氏に仕えた武士が、小田原の戦のあと佐原に帰省して製油業を始めてから22代目という事です。

アクティブな女性グループが「ラー油、ラー油」と探し回っていました。

佐原を訪れたら手に入れたい一品です。

馬場本店のみりん
馬場本店のみりん

馬場本店酒造の江戸時代の製法を守った「最上白味醂」

味醂はもち米で造った日本酒で、良い味醂は飲めるのです。

もちろん料理に使えば最高級のみりんです。

ここのに日本酒はどこでも売っているような物ではないので、佐原のお土産におすすめです。

「海舟散人」「すいごうさかり」などすっきり飲みやすい物が多いです。

東薫酒造のどぶろく
東薫酒造のどぶろく

東薫(とうくん)酒造限定「どぶろく」

まだ発酵が終わってなくて、炭酸ガスでシュワシュワしています。

東薫は「二人静」「卯兵衛」などが有名です。

直売店には食べ物も売ってますのでこれも楽しみです。

「お酒は二十歳を過ぎてから」
「飲酒運転はいけません」

まとめ

一度は行ってみたかった佐原の街ですが、泊まりでゆっくり滞在したのでその良さをたっぷりと体感出来ました。

一番賑わうのは春のアヤメが咲く頃だと思いますが、普段の観光地でゆっくりと過ごすのもいいものです。


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