アクアライン・館山道から圏央道 市原鶴舞インターで下り、勝浦・御宿・いすみ方面へ向かう車のほとんどが利用するのが国道297号線です。
どこへ行くにも通るのが大多喜(おおたき)で、大多喜の297号線沿いにある道の駅が「たけゆらの里おおたき」です。
勝浦在住の私は出かける時にお土産を買ったり、帰り道に「旬の美味しそうな物はないか」と本当にちょくちょく立ち寄ってはソフトクリーム片手に物色しています。
「なぜそんなに寄りたくなるのだろう?」と考えました。
おそらく地域ならではの特色を感じられる品揃えが魅力だからなのではないかと思います。
そんなたけゆらの里おおたきならではの魅力を紹介したいと思います。
旬の農産物が充実
農業が盛んな土地ですので、農産物は充実しています。
大多喜と言えば「たけのこ」が有名で、アクがなくとても美味しいたけのこが3月末頃からゴールデンウイーク頃まで店頭に並びます。
たけのこは1年おきに豊作と不作になると言われていて、2024年は不作の年ですので、地元の人もあまり食べる事が出来ない貴重な品なのです。
また、6月頃からは「生きくらげ」がおすすめで、7月はブルーベリーなど旬の物が安く購入出来ます。
私は小さい里芋やジャガイモがあるとここで買って、蒸して塩をつけて食べるのが大好きです。
最近「ローゼル」という珍しい物のコーナーが出来ました。
ローゼルは2023年に大多喜町役場から生産者に苗が配られ、新たな特産品としの挑戦が始まっています。
一説にはクレオパトラがハーブティーとして好んでいたとか。
手作りのお総菜も充実
たけゆらの里おおたきは、野菜だけではなく手作りのお総菜も魅力的です。
ふきを煮た物や唐辛子味噌など、食欲をそそる物ばかりです。
時期になるとたけのこご飯やおこわご飯などのお弁当も並びます。
味噌を大葉で巻いた「しそ巻き」も私の大好物。
食べた事のない方はぜひ食べてみて下さい。
私がよくお土産に使うのが「大多喜サルサ」です。
たけのこがたっぷり入ったサルサソースで辛口もあります。
パスタやタコスなど用途が色々あって美味しいです。
大多喜の地酒
大多喜には「豊乃鶴酒造」という金賞受賞経験のある酒蔵があり「大多喜城」というお酒を造っています。
大多喜城は徳川四天王の本多忠勝が城主だった事で人気の城で桜の名所です。
こちらは「大多喜麦酒」という地ビールです。
本多忠勝愛用の「蜻蛉切(とんぼきり)」という槍がデザインされています。
ローカル線グッズ
大多喜町には「いすみ鉄道」と「小湊鉄道」という2つのローカル線が走っている関係で鉄道グッズも販売されています。
養老渓谷の紅葉の季節も人気ですが、沿線が菜の花と桜が咲く季節も多くの人で賑わいます。
小湊鉄道のタオルを買って行く方をけっこう多く見かけましたよ。
実際に使われていたプレートでしょうか?
こういう物にときめく人はいるでしょうね。
竹細工
大多喜は竹の町ですが、竹林を管理するにはどんどん生えて来る竹を伐採しなければなりません。
その竹を利用して作られた竹細工も魅力的です。
竹の籠なんてなかなか手に入りませんし、家にあったらおしゃれですよね。
竹炭も色々な物がありましたが、浄化作用がありますので、家の各所に置いておけば気持ち良いと思います。
楊枝も色々な物があります。
お土産に良いかもしれませんね。
レストラン
たけゆらの里おおたきのレストランでは、「いのしし丼」「いのししメンチ」等のジビエ料理も食べる事が出来ます。
また、コスタコーヒーも飲めてソフトクリームも美味しいです。
ありきたりではなくその土地の特色が感じられ、思わずゆっくりしてしまいます。
たけゆらの里おおたきの場所
千葉県夷隅郡大多喜町石神855-869-5
http://www.takeyura.net/
まとめ
国道297号線の大多喜から勝浦へ向かう途中にある道の駅「たけゆらの里おおたき」では、地元で採れた農産物をメインに多くの魅力的な物が並びますが、たけのこやきくらげ等の収穫体験が出来る施設もありますので、機会がありましたら訪れてみて下さい。
また、養老渓谷・大多喜城・ローカル線等、有名な観光スポットもあります。
以前書いた記事で紹介していますので、よかったら読んでみて下さい。
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