体験博物館千葉県立房総のむらの畳のコースター作りと煎餅焼き

房総のむらの街並み 千葉 人気 スポット
房総のむらの街並み
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千葉県印旛郡栄町にある「千葉県立 房総のむら」は、房総の伝統的な生活様式や技術を体験するとともに、県内各地で発見された遺物や商家・武家屋敷・農家などの建物を再現して、歴史を学ぶ事を目的とした博物館です。

日替わりで当日気軽に体験できる物や、米作りなど予約で本格的に体験する物など、年間460種類もの実演や体験が行われています。

体験とは、今まで経験のない事をやらせてもらえるという事ですので、どんな小さな体験でも自分がスキルアップして視野が広がります。

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園内の雰囲気

園内の景色

房総のむらに入場すると江戸時代の街道そのものの街並みが現れます。

そして、この1軒1軒がお店屋さんになっていて、その日にやっている体験があればお店の人が受け付けてくれます。

ほとんどが30分とかでできる物ですが、満足度は高く楽しめます。

ただ、食堂以外はお昼休みがあるようで、11:50頃に訪ねても13:00以降になってしまいますので、お昼までにもう1ヵ所と思ったら、早めに申し込むのが良いかと思いました。

こういうのんびりした雰囲気の場所であんまり欲張るのも良くないかもしれませんが、ほとんどが少人数制ですので「13:00に2人とか予約してから食事をするなど、工夫するのもいいかもしれません」

武家屋敷

街道からちょっと入った所に武家屋敷がありました。

えんがわ懐かしい!

昔の家ってえんがわの突き当りにトイレがあって、夜は恐くて行けなかったんですよね。

農家

江戸時代末期ころ大網白里市に建てられた名手クラスの農家が再現されています。

下総と安房の農家もあり、タイムスリップしたかのようです。

綱つり

「綱つり」と言って、木更津市金田地区で行われている風習で、災いが入って来ないように地区の境などに吊るされるのだそうです。

そういえば、アウトレットの近くで見た事あるような気がします。

そば処

お昼はそばと稲荷寿司。

街道では着物を着て写真を撮っている人がいて、なかなか風情があって良いです。

コスプレ

コスプレの館もありました。

昔の格好で散策するのも良いですね。

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体験できる事

本日の体験


演目は日替わりで入れ替わりますので、チェックしてから行かれた方が良いかもしれません。

体験スケジュールはこちらで確認できます↓

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/MURA/genre/1515479834240/index.html


当日空きがあれば体験できる物だけでもこれだけの種類があります。

菓子の店
かるめ焼き・かんたんモナカ・てんつき・べっこう飴・葛切り・金魚鉢おかし・煎餅焼き・白玉だんご

お茶の店
お茶入門・ほうじ茶作り・玄米茶作り

呉服の店
くくり猿・組紐ストラップ・飾り結び・柿渋染め・藍のうつし染・

本・瓦版の店
カバー付きメモ帳・ぽち袋・一色摺り・折り本のカレンダー・多色摺り・和綴じのメモ帳
 
紙の店
かんたん和紙作り・ちぎり絵・紙漉き体験・紙人形のしおり・紋切り型
  
細工の店
張り子のストラップ作り・張り子の絵付け・べっ甲細工
  
畳の店
畳のコースター作り・畳のストラップ作り

酒・燃料の店
どろめんこの絵付け・木版染め・千代紙ろうそく作り

薬の店
薬研で作るシナモンパウダー

瀬戸物の店
絵付け・七宝のキーホルダー・小さな土人形・風鈴の絵付け

木工所
お箸作り・ミニ樽のキーホルダー・竹のタガのキーホルダー
  
鍛冶屋
鉄の小物作り・和釘作り

川魚の店
なまず料理

そば屋
そばがき

武家屋敷
茶の湯体験・野点

上総の農家
新鮮野菜の収穫・じゃがいも掘り・たけのこ掘り・梅もぎ・こも織り・小さな炭俵作り・おびしゃ・どんと焼き・虫送り・うぐいす笛・かざぐるま・竹のぶんぶん蝉・竹のぼっくり木の実のおもちゃ作り

下総の農家
米作り(脱穀・籾摺)・麦茶作り・むしろ織り・縄ない・コースター・綿の種取り・コマベーゴマ指南・竹日和・竹の水鉄砲

安房の農家
さつまいもの収穫・新鮮野菜の収穫


その他、もっと深い体験は予約で参加でき、プロによる匠の技の実演も行われています。

また、季節の歳時記に合わせた村祭りも開催されているそうです。

盛りだくさんですね。


体験演目こちらで確認できます↓

http://www2.chiba-muse.or.jp/www/MURA/genre/1518102380431/index.html

体験した事

菓子の店

まずは菓子の店で煎餅焼き体験ができるという事で、さっそくお願いしました。

煎餅焼き

七輪にうるち米の生せんべいを乗せて、けっこう頻繁にひっくり返します。

「もち米じゃなくてうるち米」「うるち米って?」みたいな会話の中にも、何気に学習してたりします。

2,3分やってると急に状態が変わって来て煎餅っぽくなりました。

煎餅味付け

熱々の焼きたてに醤油と海苔か砂糖醤油どちらかをつけてもらって完成です。

すぐですけど、煎餅を焼く経験なんて初めてですし、これからもできなかったと思うと貴重な体験です。

熱々をポリポリ食べながら散策します。

畳コースター体験

次は畳の店がやっているようです。

畳の材料でコースターを作ります。

縫ったりはしませんが「畳ってこういう風に張るんだ」という事を学習できました。

畳コースター

30分程で完成。

新しい畳の香りが良いです。

1回経験すると自宅でも何か作れそうな気がしてきます。

和釘

こちらは鍛冶屋の和釘作り体験。

木の看板についているのが和釘で鉄を叩いてこのような形にして行きます。

鍛冶屋

時代劇に出て来そうな作業場です。

実演では小刀・包丁・農具等を作る所を見学する事ができます。

今度はスケジュールを見て来てみようと思います。

房総のむらの場所

千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
0476-95-3333
9:00~16:30
月曜定休(祝日の場合は翌日)
東関道成田ICから30分

入場料 大人300円・高大学生150円
   中学生以下と65歳以上無料
   障害者手帳をお持ちの方と介護者1人無料

ホームページ
https://www.chiba-muse.or.jp/MURA/

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まとめ

房総のむらではものづくり体験・匠の技体験・農家の技体験・和の体験など、多くのプログラムを体験できます。

しかし、日替わりや季節ごとなど一気には体験できませんので、開催スケジュールをチェックして行かれるのが良いかと思います。

敷地は広く江戸時代の田舎町にタイムスリップしたかのような風景の中、散歩するだけでもじゅうぶん楽しめます。

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