日蓮が南無妙法蓮華経とお題目を唱え開宗を宣言した聖地【清澄山】

清澄山でお題目を唱える日蓮 千葉 神社 仏閣
清澄山でお題目を唱える日蓮
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千葉県鴨川市の清澄山にある清澄寺は、日蓮が南無妙法蓮華経(なむにょうほうれんげきょう)とお題目を唱え、日蓮宗を開宗し、伝えていくことを宣言した聖地です。

お正月を中心に多くの信者や観光客が訪れるパワースポットである清澄山と日蓮の関係や、そもそも日蓮宗とはどのような宗教なのか?など、わかりやすく説明したいと思います。

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日蓮と清澄山の関係

日蓮は1222(貞応元年)年、安房の国(千葉県鴨川市小湊)に生まれ、数々の奇跡を起こします。

小湊には日蓮宗の大本山「誕生寺」があり、多くの信者や観光客が訪れます。


小湊での不思議な出来事「三奇瑞(さんきずい)」については別の記事で書いています↓


「お釈迦様の教えは1つなのに、なぜ多くの宗派があるのか?」など、仏教に対し疑問を感じていた日蓮は、14歳で近くの清澄山に登り16歳で出家します。

そして、鎌倉・比叡山・高野山でさまざまな宗派を学んだ結果、「法華経こそが真の教えである」と確信しました。

旭森でお題目を唱える日蓮
旭森でお題目を唱える日蓮

十数年に渡る学びの末、師のいる清澄山へ帰り、1253(建長5)年4月28日早朝、清澄山の旭森山頂に立ち、太平洋からのぼる朝日に向かって「南無妙法蓮華経」とお題目を唱え、日蓮宗開宗の宣言をされました。

このとき日蓮聖人32歳。

勝浦出身で徳川家康の側室になり水戸と紀州徳川家の元祖を産んだ「養珠院 お万の方」は、浄土宗の徳川家においても日蓮宗の熱心な信者でした。

お万の方の墓がある山梨県身延町の本遠寺にある日蓮像は、お万の方が32歳の日蓮にこだわって作らせたと言われています。

本遠寺の住職のお話では「この時が一番魅力的だったのかも」という事でした。

その瞬間がこの場所で起きたという、一度は訪れてみたい聖地です。


本遠寺の記事↓

清澄からの景色

日蓮像は生まれ故郷の小湊の方を向いていて、その向こうの勝浦方面まで見渡せます。


勝浦には房総開拓の神「天富命(あめのとみのみこと)」を祀る「遠見岬神社」がありますが、館山に上陸した天富命がこの地に霊気を感じ立ち寄ったとされています。

地域の民が天富命を祀った天富神社が近くにありますが、勝浦の遠見岬神社と清澄山の天富神社を直線で結んだ先に富士山山頂があるのだそうです。

その後、ある僧侶が千光を発する柏の木で虚空蔵菩薩の仏像を彫り、その仏像の前で21日間修行をしたことが清澄寺の始まりです。

最初は天台宗や真言宗の寺でしたが火災などにより衰退し、大正時代に日蓮像が建てられた事によって昭和24年、話し合いの末、日蓮宗の寺となりました。

日蓮宗とはどんな宗教?

「南無妙法蓮華経」の「南無」とは全面的に信じるという意味で、「妙法蓮華経」とはお釈迦様が説いた「法華経」を意味します。

ですから、南無妙法蓮華経とは「法華経を全面的に信じます」という意味です。

法華経とは「人は誰でも平等に救済され成仏出来る」という教えが基本で、さらに「救われるのは来世ではなく現世である」と「今を生きる」事の大切さが書かれています。

また、お釈迦様は何らかの形で永遠にこの世に存在し、人々を救ってくれるという考え方です。

そして、南無妙法蓮華経とお題目を唱える事で、お釈迦様のご慈悲により、苦しみを和らげられ救われるという考え方が日蓮宗の特徴です。

南無妙法蓮華経と何度も繰り返し唱える事が大事なのだそうです。

仏舎利塔

旭森の日蓮像の先に進むと仏舎利塔があります。

地元では「山の上に白い物がある」という事はほとんどの人が知っていると思いますが、目の前で見た人は少ないかも知れません。

仏舎利塔とはお釈迦様の遺骨が納められている場所です。

近くで見ると思ったより大きくてきれいで、すごくパワーを感じます。

すぐ下にはお釈迦様が祀られる「日本山妙法寺」もあります。

清澄山の場所

千葉県鴨川市清澄322-1
0470-94-0525

宿坊もある

清澄寺本堂
清澄寺本堂

清澄寺には泊まれる宿坊があります。

千葉でこのような体験ができる施設は少ないと思いますので、お寺に泊まって心身ともに浄化されてはみてはいかがですか。

詳しくはこちら↓

http://www.seichoji.com/syouzinryouri.html

まとめ

清澄山境内には樹齢1000年と言われる杉があり、国の天然記念物に指定されています。

また、2月3日の節分には人気歌手のショーもある豆まきがあり多くの人で賑わいます。

日蓮宗の大本山はいくつかありますが、清澄山の清澄寺は日蓮が開眼した聖地です。

ぜひそのパワーをいただきに訪れてみて下さい。

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