千葉県大多喜町に、関東の味覚狩りでは珍しい「きくらげ狩り」ができる農園があります。
日本で手に入るきくらげの90%以上が中国産の乾燥きくらげなので、国産の生のきくらげはとても貴重です。
こだわりのお蕎麦屋さんやお寿司屋さんにも卸しているという国産の生きくらげを、入場料無料100g250円で収穫体験できる「君塚きのこ園」へ行って来ました。
しかも、農薬や空調設備を一切使用せず自然環境のハウス内で、地下から湧いた天然還元水によって菌床栽培されています。
君塚きのこ園できくらげ狩り体験
大多喜の「たけゆらの里」という道の駅でパンフレットを見つけて、翌日には訪れていました。
きくらげの原型って見た事ないし、料理にたくさん投入して食べてみたいじゃないですか。
いすみ鉄道と小湊鉄道の終点である「上総中野駅」近くから細い道をゆっくり走る事10分ほどで「君塚きのこ園」に着きました。
私は海の育ちなので、こういう山の中に来ると気分転換になります。
となりにあった茅葺屋根の家なんてなかなか見れない物です。
親切なおばさんが出迎えてくれ説明してもらいハウスに案内してもらいます。
「おー」って声が出ます。
今日みたいに暑い日は育ちがいいのだとか。
石づきが一緒に取れちゃうので上手く取れるやり方を教わったりしています。
100g250円と言いますが「100gの目安はどのくらい?」とか、「良いきくらげはどんなの?」とかいろいろ聞きながら。
体験はこの時間が一番ワクワクして好きです。
この時間に親切にしてくれる所は人気になりますね。
「テレビとか出ちゃうと大変なのよ」って言ってましたが、一生懸命やってるからですよね。
さっそく収穫していきます。
びっくりするくらい肉厚で柔らかいです。
これは食べるのが楽しみすぎて、1000円分取ろうという事になりました。
帰ってから「もっとたくさんとってくればよかった」という話になったほど美味しかった。
10月までやってるので、また行けばいいのですが。
「大きさにもよるけれど100gは6枚ぐらい」という目安で400gとってみました。
肉厚で美味しそうですよね。
「洗って軽く茹でてから調理して」という説明がありましたが、湯通しするとしっとりとして黒いきくらげになります。
冷凍保存できるので、食べる時に1分ほど茹でると美味しく食べられるようです。
100g250円の量はこれくらい
石づきの部分が「硬くて目方もかかるから切って」という事でハサミで切り取ります。
少しの事ですけど、こういう良心的な事って嬉しいですよね。
これで100g250円。
全部で400g1000円ぴったりでした。
生きくらげの食べ方
「軽く茹でてポン酢で食べると美味しい」という事で、刻んでサラダに入れてみました。
柔らかくてとても美味しいです。
そしてスープ。
「軽くとろみをつけるのがおすすめ」との事。
今日はきくらげが主役です。
たまごときくらげの炒め物も食べてみたいです。
最高最高!
君塚きのこ園の場所
千葉県夷隅郡大多喜町紙敷1283-1
0470-62-6761
9:00~15:00(無休)
6月中旬~10月下旬(なくなり次第終了)
https://www.kimizuka-kinokoen.jp/kari.html
あらかじめ連絡していただければ送迎も可能だそうです。
上総中野駅近くの「みはらし屋」というお店の所から入って行くと、一部細い道になりますが道なりです。
大多喜城ゴルフ俱楽部の道の方からの道はいくつか曲がる所がありますが、それほど細くなく看板も出ています。
まとめ
大多喜の道の駅で君塚きのこ園のきくらげを見かけました。
通販でも買えますので、ぜひ味わってみて下さい。
★君塚きのこ園の通販
https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000196375
私はここのきくらげが大好きになってしまいましたので、また行こうと思います。