初宮参りや七五三の時だけではなく身体健全や災難除けなど、運気を上げるために神社や寺にお参りに行きますが、神社に上がって通常より神様に近い場所で神職の方に願い事を伝えてもらったり、お祓いをしてもらう事が出来ます。
私も初めての時はどうしていいのかわかりませんでした。
しかし、どんなに大きな神社でも随時受付していて、1人でも快く案内してもらえます。
先日、東京大神宮で母の傘寿の祈祷をしていただきました。
とても丁寧でおみやげと言ってはおかしいですが貰える物も多く、とても良いお参りでしたので、5000円でどのような内容だったのか紹介します。
東京大神宮とは
東京大神宮は「東京のお伊勢様」と言われ、伊勢神宮に行けない人でもお参り出来るように建てられました。
祀られている神様は伊勢神宮内宮の御祭神「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と、伊勢神宮外宮の御祭神「豊受大神(とようけのおおかみ)」です。
神社としての格式も高く、東京五社の1つです(日枝神社・明治神宮・靖国神社・大國魂神社・東京大神宮)
特に「縁結び」の御利益で有名で、日本で最初に神前結婚式が行われた神社です。
東京都千代田区富士見2-4-1
03-3262-3566
http://www.tokyodaijingu.or.jp/
最寄り駅は飯田橋・九段下です。
祈祷の申し込みは
祈祷の申し込みは拝殿のすぐ左、巫女さんが御朱印を受け付けている場所です。
申込用紙がありますので、願い事の例を見ながら該当する内容を書き込みます。
わからない場合はその旨を伝えると、適切な提案をしてくれます。
祈祷の値段
会社や団体での祈願は10000円以上、初宮参りや七五三なども10000円以上だという事です。
個人の場合は5000円以上となります。
私は5000円でお願いしました。
祈祷の内容
受付後、時間がかかれたカードを渡され別の建物内にある控室で待ちます。
中庭が素敵です。
家族4人でしたが4人とも同行させてもらえました。
控室でお祓いを受ける本人はこのような衣装を羽織ります。
時間になると巫女さんが来て本殿へと案内されます。
途中で水で手を清めるのですが、そのあたりから空気が変わるのがわかりました。
本殿に入ると普通にお賽銭箱の前でお参りする人がいるのですが、空気が張りつめていて別世界のようでした。
お願いが書かれたお札が神前に置かれ、まずは大麻でお祓いしていただき、祝詞(のりと)を奏上しお願い事を神様に伝えていただきます。
だいたいここで終わりなのですが、東京大神宮では巫女さんの神楽(かぐら)の舞があります。
確か伊勢神宮では15000円以上で神楽が奉納されるので、5000円で私たちだけのためにこんなに丁寧に執り行っていただき感動しました。
最後に玉串と言って榊(さかき)を神前にお供えし、2礼2拍手1礼で終了となります。
神前に置かれていたお札が戻され、その他の頒布品と一緒に渡されます。
その後、巫女さんがゆっくりと出口まで案内してくれるのですが、その道中は今まで感じた事のない神々しい空気に包まれていたように思えました。
祈祷後に貰える物
紙袋の中にはこんなにたくさんの物が入っていました。
神前で祈祷された「お札」「御神箸」「御神酒」「御神水」「御神饌」
お酒は伊勢神宮御料酒、御神水は伊勢の天然水。
これはすごく嬉しかったです。
御神饌は玄米餅と抹茶と海苔でした。
衣食住の神様であり天照大御神の食事を担当する豊受大神が供えた食事のおさがりをいただいて、家の神棚に供え、それを食べる事で身体の中からも浄化していただこうと思います。
東京大神宮の祈祷まとめ
東京大神宮は伊勢神宮の遙拝所として、年間を通して多くの参拝者が訪れます。
その中でも特に神々しい空気に包まれた本殿で執り行われる祈祷は、とても良い体験となりました。
運気を上げたい、気になる事がある等、悩み事がある時にはぜひ神様にお願いしてみて下さい。
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