日本唯一稲荷鬼王神社の皮膚に関する祈願と干支の龍のご利益

稲荷鬼王神社 パワー スポット
稲荷鬼王神社
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新宿歌舞伎町の奥の方にある稲荷鬼王神社は、日本唯一鬼の王様である鬼王を祀る神社です。

湿疹や腫物などの皮膚に関する事と、その年の干支のご利益をいただけるという独自のご利益があるそうです。

今年は辰年なので龍の御神徳という事になりますが、どのようなものでしょう。

このような独自の参拝方法は明治時代に迷信として廃止になった神社が多く、お守りの授与所はお土産屋と変わらなくなって来ているという事が書かれていましたが、現代においても昔から信仰されてきた参拝方法を細々と継承している神社もあります。

これはご利益があったという人々のうわさが広がったり、そのような参拝を希望する人が多いからだと思いますし、現代のクチコミ社会で重要視されるべき事なのかも知れません。

神社のホームページが無いようですので、実際に行って来ました。

御祭神

稲荷鬼王神社正面

元々は宇賀能御魂命(うがのみたまのみこと)を祀る新宿の厄除け稲荷として親しまれていましたが、その後、紀州熊野への旅先で病気平穏の神徳を得た田中清右衛門という者が鬼王権現を勧誘し、稲荷神社に祀りました。

そして稲荷鬼王神社となりました。

鬼王権現とは、月夜見命(つきよみのみこと)・大物主命(おおものぬしのみこと)・天手力男命(あめのたじからおのみこと)の3柱です。

鬼王権現が元あった場所には現在「鬼王権現」が無くなっているため、鬼王を祀る神社は稲荷鬼王神社が全国唯一となっています。

「鬼は悪慮を祓う」「災禍を祓う」という考え方から、鬼は神であり力の象徴とされています。

鬼というと悪いイメージを持つ人は多いと思いますが、当時土地の人々が受け入れた要因として、江戸の人々の英雄的存在であった平将門の幼名が「鬼王丸」であったという事も考えられるそうです。

皮膚に関するご利益

稲荷鬼王神社は湿疹・腫物のご利益があると言われ、豆腐を献納し、治るまで本人か代理の者が豆腐を断ち、稲荷鬼王神社で授与される「撫で守り」で幹部を祈りつつ撫でれば必ず治るという事で、明治15年頃までは神社前に数件あった豆腐屋が奉献する豆腐だけで生計が成り立つほど多くの人々に信仰されていたという事です。

干支祈願

稲荷鬼王神社には、今年の干支と前年の干支に関するご利益が受かられる「干支祈祷」が昔から伝わります。

拝殿には今年の干支である「龍」と去年の「うさぎ」の木彫りが置かれていて、去年を振り返り新しいをより良い年にしたい方のための祈願が受けられます。

要するに毎年御神徳が変わるという事と、今年は去年のうさぎと龍のご利益があるという事になります。

龍のご利益とは

「辰」の字は障害物を取り除き、活動が盛んになる事を表します。

この字には「しん」という読み方もあって、地震の「震」や慎重の「慎」にも通じ、天下が激しく動きやすい年とも言えます。

出世の糸口をつかむ登竜門という勢いを象徴とする龍ですが、物事の本質を見抜き動転せず落ち着いて行動する事が求められる年と神社に伝わるそうです。

「辰」と同じ読み方の言葉に「立つ」「建つ」「発つ」「起つ」があり、自らの行動を吉とする年であり、「絶つ」「断つ」という言葉もあって今までの悪い習慣を絶つ事が大事な年となります。

龍は万能な力がありますが、水から離れ過ぎると神通力を発揮できなくなり、どの動物よりも弱くなってしまいますので、自分本来の力を発揮できる場所を守って行動する事が大切。

家族を大事にし、弱い者をいたわる事を怠ったり、勢いに任せ自由奔放に周囲を振り回す人は「龍の逆鱗」に触れてしまい「最初だけ」になってしまうのだとか。

そのような事を心に稲荷鬼王神社にお詣りすると、以下のような龍のご利益を受けられるのだそうです。

開運招福(準備を整え、落ち着いて慎重に行動し、陽気である事を何よりも吉とする)・心願成就・厄除・商売繁盛・天候に恵まれる・交通安全・旅行安全・出世

稲荷鬼王神社の場所

東京都新宿区歌舞伎町2-17-5
03-3200-2904
大江戸線 東新宿駅からすぐ

まとめ

稲荷鬼王神社には三島神社(開運恵比寿神社)・浅間神社(西大久保の厄除け富士)・そして、うずくまり頭に水鉢を頭に乗せてた鬼が置かれています。

刀傷が残るという水鉢の伝説も不気味で歴史を感じます。

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