成田空港近くにある航空科学博物館が人気のようなので、体験プログラムをやってみようと思い、平日の朝一番で行ってみました。
飛行機の知識はほとんどありませんでしたが、かなりの情報をインプットする事ができました。
たくさんの展示物を見学する博物館の中に3つの体験プログラムがあります。
今回はそのうちの2つ体験する事ができました。
航空科学博物館の体験プログラム
入場料大人700円 子供(4歳以上)300円を払い入場するとすぐに体験プログラムの受付があります。
ここで希望のプログラムの予約をして集合時間まで見学します。
この日の時間は以下のようになっていました。
・DC-8フライト体験
客席に座って遊覧飛行
全体が動く
所用時間 約30分
1席100円
10:15 13:25 15:25
・セクション41ツアーガイド
客席やコックピットの見学ガイドツアー
所用時間 約50分
1人500円
11:15 14:15 16:05
・ボーイング747
大型模型とコックピット
大型模型を遠隔で操縦する体験
1組200円
10:10 11:10 13:10 14:10 16:00
「ボーイング747 大型模型とコックピット」の10:10が満員になって」いたので、「DC-8フライト体験」の10:15と「セッション41ツアーガイド」の11:15を予約しました。
DC-8フライト体験
このシミュレーターは日本航空でパイロットの訓練用に使用されていた物を譲り受け、体験搭乗用に改良された物です。
シミュレーターは実際では不可能な浮上時の訓練も出来るので、パイロット育成には欠かせません。
まずはDC-8というダグラス社の飛行機について説明してもらってから搭乗します。
申し込んだ時の番号でコックピットか客席か決まるようですが私は客席でした。
ボランティアと言っていましたが、ガイドの方は航空関係に従事されていたとの事で、なんでも熟知していて知らない事がどんどん入って来ます。
成田空港を離陸→福島空港に着陸→日光中禅寺湖→九十九里→成田空港というコースを飛びます。
操縦と画像は連動していませんが、ガイドさんの指示によって操作する事によって操縦の仕方が分かります。
これだけでかなりの満足度です。
ボーイング747大型模型とコックピット
次の体験まで少し時間があったので館内を見学しました。
ジャンボジェット機のエンジンです。でかいです。
ここがジャンボのコックピットで、向こうにある模型が動き、プロジェクションマッピングの上映もあります。
別棟の体験館にもシミュレーターがありますので、そちらでも操縦体験ができます。
セッション41ツアーガイド
当初飛行機は富裕層の乗り物でしたが、ジャンボジェット機の導入により庶民も利用できるようになりました。
セッション41とはボーイング社が機種部分につけた呼称です。
期待に貼られたマークは所有した航空会社の物で、長い間働いた事が分かります。
引退した機体は湿度の低い砂漠に置かれる事が多いのですが、多くの方のご尽力により航空科学博物館に運ばれて来ました。
タイヤだけでも見どころがたくさんあって、ここだけで10分以上経過してたと思います。
これは速度や気圧を測る装置で、その仕組みをしっかり説明してくれました。
飛行機の扉の開け方や気圧の差で空いてしまわないようになっている構造などを教わりました。
先ほどタイヤの所に人が入れる入り口があったのですが、上から見るとここだという説明。
下にこんなスペースがあるんですね。
タイヤが下りなくて手動で動かす時などはここから人が下りるんだとか。
そんな経験はしなくない物です。
壁の裏にはワイヤーは張り巡られていました。
これは操縦かんなどの動きを翼に伝えるための物なんだそうです。
今は電子制御になってきているようですが、これにはびっくりしました。
ジャンボなので2階にコックピットがあります。
ここでは装置の説明をしてくれます。
計器類も把握していて説明してくれました。
飛行機のコックピットにあるたくさんのスイッチや計器がどういう役目を果たしているのか、一生分からないと思っていましたが、この拝見プログラムに参加した事でよく分かりました。
航空科学博物館の場所
千葉県山武郡芝山町岩山111-3
0479-78-0557
10:00~17:00
月曜定休
http://www.aeromuseum.or.jp/
まとめ
航空科学博物館は成田空港の滑走路に隣接していて、何分かおきに飛行機が離陸していきます。
その迫力は圧巻です。
短時間でしたが多くの事を学ぶ事ができました。
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